いちにちじゅう雨音を聴きながらすごす。 時にはどしゃ降り。その激しさも心地よい。
彼の入院を明後日に控えなんだかざわざわと。 こころが落ち着かなくてそわそわとしていた。 大病でもなくほんの数日のことなのだけれど。 目前に迫ってくるとやはり心細くなってくる。
ずっとあっけらかんとしていた彼も同じなのか。 早く終わって欲しいよなあと呟くようになった。
とにかく行ってみないとわからないのだけれど。 きっとあっという間の出来事になることだろう。
雨は降りやまずお散歩も行けなかった。 あんずも犬小屋に閉じこもったきりで。 晩ご飯の時も犬小屋から顔だけ出して。 とてもめんどくさそうにフードを食べる。 その顔が愉快。ちょっと飼い主に似ている。
雨音はとてもリズミカルにその歌を奏でる。
まちがえてはいけないたいせつなうたのように。
そのうたをおぼえたがっているように胸がなる。
とっくんとっくんわたしの血がそこに流れている。
|