ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2010年05月25日(火) ほととぎす

しきりに鳴くのはほととぎす。
テッぺンカケタカ
テッペンカケタカ

声は聴こえど姿はみえぬ。

そこにあるのはただただ深い緑だった。



今日こそはとこころを決めて山里へ行く。
気が重ければ軽くすれば良いのだと思う。
深刻ぶることなどなにもないのだもの。
笑顔でいれば穏やかに時が流れるだろう。

先週から風邪をこじらせていた母は。
なんとか元気になったようでほっとする。
よほど話し相手が欲しかったのだろうか。
あれこれとうるさいくらいによくしゃべる。

庭のかたすみには雪ノ下の可憐な花が。
ちいさな天使のように咲き始めていた。
母も私も大好きな花だ。とても心が和む。

咲いたねって言うと咲いたよとほほえむ。
そんな母は見るたびに老いていくようで。
まるまった背中。白い髪がせつなかった。


テッペンカケタカ。テッペンカケタカ。

またほととぎすの鳴く声がこだまする。

山の緑が目に沁みるようにまぶしかった。


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