くもりのち晴れ。五月らしい爽やかな風が吹く。
散歩道を行けば。お大師堂にアマリリスの花が。 ずっと昔に誰かの手でそこに植えられたのだろう。 それがまるでそこで生まれたかのように咲き誇り。 語りかけるような仕草で微笑んでいるのだった。
ことしも咲いてくれたのね。そう声をかけてみた。
こころがなごむ。その鮮やかな色が沁みわたるようだ。
今日もうごく。突っ走るようにうごいた。 ハローワークなんて何十年ぶりだろうか。 たくさんの人で溢れていて少し緊張した。
ひとつ気になるところがあり相談してみる。 そうしたらすぐに連絡をとってくれて。 なんとあした面接に行くことに決まった。
パートとはいえこの就職難のご時勢に。 なんてありがたいことだろうとおもう。
どきどきと胸がなる。なんだか旅に出るような。 うまくことばに出来ないけれど緊張感と期待と。
踏み出せるだろうか一歩。明日がいい日でありますように。
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