ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2010年04月19日(月) ふるさと

春に三日の晴れはなしで今日もまた雨になった。
先日ほどの冷たさはないけれどもやはり肌寒い。


川仕事が一段落したので山里の職場へ顔を出す。
二週間ぶりの峠道には山ツツジがたくさん咲き。
山肌からこぼれるように咲く花に心をうばわれた。

民家が近くなると大きな銀杏の木が見えてくる。
裸木だったその木にも新芽があふれるように芽吹き。
思わず歓声をあげてしまうほどその緑が美しかった。

田んぼには植えられたばかりのちいさな稲が並ぶ。
まるで雨を嬉しがっているかのようにそこにある。

懐かしいなとおもう。まるでじぶんの故郷のようだった。



母は相変わらず血圧が高く足の痛みも訴えていた。
いくら気丈とはいえやはり無理がたたっているのだろう。
なんとか助けてあげたいと思うけれどほんの少し気が重い。

いったい私はどうすればいいのだろうと悩んでしまうのだった。

暮らしのことをかんがえるともう限界かもしれない。
とにかく収入のある仕事をしなければ食べていけない。

それを母に言い出せなくてそれが悩みの種になっていく。


「すまないねえ。ありがとうね」母のことばがあたたかくて。

涙があふれそうになりながら。逃げるように家路をいそいだ。


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