つめたい雨がふりやまぬ。
春の雨は優しいはずだけれど。 そんなうたがむかしあったね。
みんなこの寒さをうけとめているのかな。 わずかにのこった桜の花もふるえながら。 藤やツツジや野アザミも泣くこともなく。
しごとがおやすみになってまったりしている。 あるいみたいくつ。そうして少しこころ細い。
じぶんがしょうめつしてしまいそうなきがする。 たとえばどこかの空間にすいこまれてしまうように。
いたいかな。ううんちっともいたくなんかないんだ。
でもいやだな。こわいな。そういうのやめてほしい。
つめたい雨がふりやまぬ。
うたれもせずに濡れもせず。
ここにいることをたしかめるようにつぶやいてみた。
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