うす曇の空。相変わらず肌寒さを感じる。
午前中に少しだけ庭の鉢植えなどの手入れ。 冬のあいだほったらかしにしてあったけれど。 紫陽花などはその枯れた枝から新芽を吹き出していた。
そしてプランターの片隅に忘れな草の芽を見つける。 好きな花だ。嬉しくって思わず歓声をあげたほどだ。
わたしをわすれないで。そんな花言葉をおもいだす。
ひとにはとつぜんの別れもあるけれど。
わたしはけっしてそのひとをわすれない。
わたしのこともわすれないでいてくれるかしら。
明日は雨の予報。もう桜も散ってしまうかもしれない。 夕方の散歩の帰り道。高台の神社へと足を向けてみた。 その石段を前にちょっとした桜の公園があるのだった。 昔はそこに小学校があったのだという場所なのだけれど。 その跡地に桜の木を植えてあってそれは見事に咲いている。 見納め。毎年かならず一度はこの場所を訪れることにしている。
しんこきゅうをしながらいろんなことをおもってしまう。
せつないこと。ちょっとだけかなしいこと。くるしいことも。
でもちゃんといきているなっておもう。これでいいのだなって。
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