気温も平年並みにもどりまた冬らしい一日となる。 久しぶりの青空だった。冷たい風も心地よく思う。
午前中に川仕事を終え午後から買物に出掛けたのだけれど。 歩道を歩くお遍路さんの姿に見覚えがありはっとする。 笠を被っていて顔がよく見えなかったけれど似ている。 もしそうだとすると必ずお大師堂に泊まるはずだった。
帰宅後すこし早目に散歩に出掛けた。気が急いてならない。 ああやはり靴が脱ぎ揃えてある。確信を持って扉を開いた。
思った通りだった。先月の始めに再会を果たしたばかりで。 これで四度目の再会となる修行僧のお遍路さんがそこに居た。
なんと言葉にすればよいのか。不思議な巡り合わせだと思う。 まさに会える人には会える。縁なくしては叶わないことだった。
小一時間ほど差し向かってありがたい法話を聴かせていただく。 まだまだ修行中だと謙遜されていたけれど心が救われるようだった。
私には辛いことも苦しみもない。そんな今にとても感謝している。 ただ不安はある。それはどうしても拭いきれない澱のようなもの。
けれども無事に終えられた一日に「ありがとうございました」と。 これからもずっと手を合わせ続けていきたいとこころから思った。
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