午後から雨になる。時折りはげしくて。春雷と呼ぶには早すぎるだろうけれど。その音が空を転がるように鳴り響いていた。手紙を書いた。語りかけるように書いた。目の前にいてうんうんと頷くような顔が。ちょっと照れくさくてでもとても嬉しくて。それがいったい何になるのだろうと思う。そんな不安を打ち消すように微笑みながら。手紙を書いた。どうかきみに届きますように。そうしてきみもたくさん微笑んでくれますように。