早朝には降っていた雨もすぐにあがり。 うす陽が射し始めると汗ばむほどの陽気になる。
最高気温が23度。とても二月とは思えない暖かさだった。 そんな暖かさに誘われたように土手には土筆の坊やが顔を出す。
その頭はまだ土の色。むくむくっと土を起こすように生まれてきた。 えらいなとおもう。坊やよくがんばったねとその頭を撫でてあげたい。
すくすくと伸びることだろう。空に向かって。 大地を踏みしめるように。力強く真っ直ぐに。
わたしはとても嬉しかった。うきうきとこころはずませ。 春の歌をうたいたくなった。わーい春だよと叫びたかった。
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