日中はずいぶんと気温があがり三月並の暖かさとなる。 そんな陽射しに誘われたように紅梅のつぼみが膨らむ。
明日は大寒。そして立春へとゆっくりと春が近づいてくる。
子供の頃には大好きだった冬も年を重ねるごとに苦手になり。 今ではすっかりふるえあがり縮こまったように暮らしている。
雪合戦や橇遊び。ツララを齧ったり雪にお砂糖をまぶして食べた。 四万十の上流。それは山深い里での子供時代の懐かしい思い出だった。
春を待つ。待ちわびている。それは希望のように心を占領する。 ちいさな春を見つけるとほっと安堵しては微笑まずにいられない。
それはあたたかなひとに出会ったようなきもち
あたたかなひとはやわらかくほほえみふんわりと
くらいきもちをつつんでくれる。かなしいことも
どうしようもなくつらいことも。そっと抱きしめ
よしよしとこころをなでてくれる。その手のひら
ふれてみる。たいせつなことがすぅっとつたわる
生きているなっておもう。あたたかいなっておもう。
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