ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2010年01月06日(水) お母さんありがとう

山里では時折り小雪が舞う寒い一日だった。

今朝出勤すると机の上に紙袋が置いてあり。
中にはなんと暖かそうなレッグウォーマー。

冷え性の私にと母が買って来てくれたらしい。
さっそく履いてみる。その暖かさといったら。
なんだか嬉しくて目頭が熱くなるほどだった。

おかげで寒さも苦にならず仕事に精を出せた。
母の優しさ。ずっとずっと忘れていたように思う。
子供の頃を一気に思い出す。母はいつも優しかった。



もう40年も昔の事。寒い冬の夜に母は家を出て行った。
目が覚めた時もう母はいなくて弟とふたり途方に暮れ。
近くに住む親戚の家まで霜の降りた道を歩いて行った。
単身赴任をしていた父が駆けつけて来たのは夜だったか。
その日学校へ行ったのかさえ記憶にない。ただ母が消えた。
子供心にどんなにか不安でどんなにか傷ついたことだろう。

その日は私の誕生日でもあった。毎年まいとしその日を思い出す。
それは大人になっても変わらず。忘れてはあげられない事だった。

けれどもその大きな試練のおかげで今の私があるのだと思う。
母に再会することがなければ今の暮らしさえもなかったのだから。

いや、もっと大切なことは。母がいなければ私は命さえもなかった。
生んでくれたのだ。それが何よりもありがたいことではないだろうか。


ながいながい確執。ながいながい葛藤。もうすっかりと消えたのか。
今はまだその答えを出せない。けれども心から母に感謝する事は出来る。


やっとほんとうのおとなになれたのかもしれない。

やっとほんとうの母と娘になれたのかもしれない。


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