寒気が南下しているようでまた寒くなる。 週末には雪の予報。日に日に冷え込んできそうだ。
月曜日の憂鬱はいずこへ。山里の職場をお休みして川仕事に励む。 からだが喜んでいるように活き活きとしてくる。ふぁいとな感じ。
水鳥が一羽。それはとても孤独そうに見えながら凛々しくて。 漁場の網の上に佇んでいるのだった。なんとうつくしい鳥か。
鳥になりたいなとふと思う。冬の空に北の風に羽ばたいてみたいものだ。
にんげん。おだやかなふりをしながら気はあくせくと何処かへ急ぐ。 師走のせいだろうと思うのだけれど。背中を押されているような日々。
午後ふと思い立ってクリスマスの飾り付けをしてみた。 今まではサチコが毎年してくれていたこと。思い出しながら。 やはりそれがないと寂しさが募る気がしてならないのだった。 ちいさなツリーを玄関に置く。きらきら星もたくさんつける。
昨日は息子君がやって来て「正月にはうまい酒を飲もうぜ」と。 ネットでもう注文してくれたのだそうだ。何かうまいもん食おう。 「おかあは何が食べたい?」と母にも訊いてくれる。ありがたい事だ。
例のごとく嵐のように去っていたっけれど。大晦日には帰って来てくれる。 元旦にはサチコ達も帰って来てくれるし賑やかに新年を迎えられそうだ。
このいちねんをふりかえるにはまだ少し早いかなと思っていたけれど。 あんなこともあったこんなこともあったとついつい思い出すようになる。
そこには道がありただひたすら歩き続けた道がぽっかりと見える。 その道が地図であったかのように指でなぞりながら現地点で止まる。
いつだって明日のことはわからなかった。ここからさきは新しい地図。
てくてくと行こう。空を見上げながら行こう。風に吹かれながら行こう。
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