ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2009年11月23日(月) じゃあね。またね。

ずっと寒い日が続いていたものだから
今日の小春日和がなんと嬉しかったことか。

お布団を干す。窓を開け広げてお掃除をする。
サチコが居なくなった部屋で少しぼんやりとする。


「じゃあね。またね」とあっけなく巣立って行った。
昨日はとても名残惜しかったけれど待っていた日だ。
ぷつんと何かが切れるのではなく新しい何かが始まる。

その何かをこれから育てていくのだろうと漠然と思った。

28年間。私は娘に育ててもらったのだと思う。
いつも明るい陽射しを降り注いでくれたサチコ。
おかげで芽吹くように母の道を歩む事ができた。

授かったものはかけがえのないもの。このあたたかさを。
ずっと胸に抱きしめて大切にしながら母は老いていきたい。


覚悟はしていたけれどやはりどうしても寂しさが訪れる。
それを確かめるようにがらんどうの部屋を何度ものぞく。

置き去りにしてある夏服。ぬいぐるみ。ヘアピンまでも愛しい。


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