| 2009年08月20日(木) |
きれいさっぱりと流してみよう |
細かな雨がふったりやんだり。また梅雨の頃のようだった。 残暑もつかの間かもしれない。一雨ごとに秋が近くなりそう。
山里の職場には鶏頭の花が今が盛りと咲いている。炎のように。 ずっとそう感じていたけれど今年は少し心細く燃えているようだ。
母の体調が少し悪くあれこれと気遣ってみるも。よほど気丈なのだろう。 やはり素直には聞き入れてはくれない。はらはらと心配しながら過ごす。 仕事をしていないと弱気になるのだと言う。そっと見守るしかなかった。
親不孝かもしれない。私はふっと逃げ出したくてたまらなくなる。 もっと弱音を吐いて欲しいと思う。もっと甘えてくれたらと思う。
結局逃げるように職場を後にしてしまった。思い煩う事なかれ。 そう言い聞かしながら。明日はあしたの風に吹かれようと思う。
いつもの散歩道。ススキの穂が日に日に増えてきてはっとする。 雨上がりの空から微かに夕陽が見えた。風に揺れるススキの穂。 ほのかな茜色にそれが映し出される。もうどうしようもなく秋。
祈るでもなく願うでもなくお大師堂を後にする。清らかでありたい。
灰汁のようなもので汚した心なら尚更。きれいさっぱりと流してみよう。
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