ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2009年08月13日(木) おかえりなさい

気持ちよく晴れて夏らしい陽射しがあふれるように降り注ぐ。
夏色の風が吹きぬける路地。蝉時雨。力強さを感じる入道雲。


昨夜の憂鬱はいったい何だったのだろうと思った。
確かにいつもとは違う一日の始まりだったけれど。
自分の身勝手さを思う。なんと不謹慎な事だろう。

お葬式を無事終え帰宅する。ほっと肩の荷を下ろす。
老いて逝ったひとを思う。避けられない儀式だった。



夕方になり迎え火を焚く。「おかえりなさい」と手を合わす。
父も弟の家に帰って来てくれただろうか。遠く離れていても。
ちょっとだけ旅をしてくれる気がする。仏壇に日本酒を祀る。

先に逝ってしまったたくさんのひとを思う。お盆というものは。
その魂がより身近に感じて懐かしさが込み上げてくるものだった。


心地よい夕風に吹かれながらいつもの道を今日も歩く。川の水が。
あの濁流がずいぶんと清くなった。落ちる夕陽を映し一際眩しい。

流されて流れて。歳月が一日がまるでひとつのようにそこに漂う。






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