| 2009年07月09日(木) |
止まらない時のように流れる |
晴れのち曇り。朝の清々しい風もつかのま午後から一気に蒸し暑くなる。
母の体調を気掛かりに思い。少し早目に山里へと向かう。 田んぼの稲穂が日に日に実りつつあるのに目を留めながら。 もう木曜日。あらあらという間に毎日が急ぎ足で過ぎてゆく。
私の心配をよそに母はけろりっとした顔で出勤してきた。 「あら今日はえらく早いのね」と開口一番にそれだった。
風邪薬がよく効いたとのこと。とてもあっけらかんとしていて。 こちらの気が抜けるほど元気だった。ほっとしながらやれやれと思う。
あとはいつもと変わらない日常。トラブルもなく平和な一日になった。
昨夜思い詰めるように考えた尽くすという事がちらりと頭をよぎる。 もしかしたらいちばんが笑顔かもしれない。自然と笑みがこぼれる。 そんな雰囲気が常にあれば。母も同僚もみな笑顔でいてくれるのだ。
気楽にいこう。深く考え込まずに日々を気持ちよく流れていけばいい。
少し早目に帰宅。食事の支度までごろりと横になってしまったのだけれど。 不覚にもそのまま眠り込んでしまったらしかった。疲れているのだろうか。 たいした仕事もしていないのになんてことだろう。彼に起こしてもらって。 大急ぎで夕食の支度。ぼんやりしていたせいか砂糖の入物を床に落す始末。 蟻さんが大喜びしそうな有様になり。今度は拭き掃除をするはめになった。 そそっかしいのは今に始まった事ではないから。それも笑いに代えておく。
散歩の時間も遅くなり。それでも行かなくちゃと思い川辺の道に向かった。 あんずは空腹なのかご機嫌ななめ。それでもしぶしぶと共に歩いてくれる。
どんな日もあるさと薄暗い空を仰ぐ。川面はひたひたと静けさに満ちていた。
流れていたのだ今日も。そして今もそれは止まらない時のようにそこにある。
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