| 2009年06月22日(月) |
風は遠くの雨を知らすように。 |
思いがけずに青空。風は遠くの雨を知らすように湿り気を帯びる。
朝の道で合歓の木の花を見つけた。もうそんな頃になったのかと。 胸が弾む。それはピンクの小さな孔雀のように羽根を休めていた。
職場の合歓の木が折れてしまってからもう何年が経ったのだろう。 それはあまりにも身近だったから。とても寂しかったのだけれど。 再会のようにして巡り会える季節があることを。心嬉しく思った。
職場にはくちなしの花。今が盛りとその芳香を放ってくれている。 絶えるものもあれば癒すように咲いてくれる花がありがたかった。
失っても見つかる。絶えても授かる。厳しくても恵まれるものだ。
日暮れてずいぶんと南風が強くなった。今夜遅くには雨になるらしい。 待ちきれないような気持ち。いますぐにでも雨音が聴きたくてならない。
むしょうに手紙を書きたい。それにはどうしても雨音が必要だと思う。
素直になるだろう。正直になるだろう。濡れそぼるような言葉がほしい。
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