| 2009年06月13日(土) |
そうして今日が暮れていく |
空は薄い雲におおわれてやわらかな夏の陽が射す。 太陽の輪郭がはっきりと見え夕暮れには紅くなる。
なんだか月のようにも思えそんな空を仰ぎながら。 歩いた。薄っすらと汗ばむ。微かな川風が心地よい。
あんずがまた駄々をこねる。お大師堂に着くなり。 悲鳴のような声をあげてずっとわめき続けていた。
いったい何を怖がっているのだろう不思議でならない。 そんな悲鳴を耳にしながら。心を平静に保つという事。 むつかしい。苛立ちそうになりながら私は手を合わす。
それがまるで試練のように思う。耐えなければと思う。
なにもかもすべてまるくおさまるとはかぎらないのだ。
そんな散歩から戻って来ると。サチコが早目に帰宅していた。 今日は『魚めし』を炊いたのだ。そう書いて『いよめし』と言う。 そのいよめしを美味しいと頬張ってくれていた。母はほっとする。
いつも手抜き料理が多いけれど。せめて週末には頑張ってみたい。 夫婦ふたりきりだとそれもついつい怠けてしまいそうだけれど。 サチコが居てくれるおかげでやる気も出てくる。サチコの好きな物。 せめて一品はといつも考えている。さあて明日は何にしようかしら。
そうして今日が暮れていく。焼酎ロックの氷を弄びながらこれを記す。
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