昨日の雨が嘘のようにあがり青空がひろがる。 梅雨特有の蒸し暑さもなく心地よい風が吹く。
仕事から帰宅して洗濯物を取り入れるのが。 喜びのように嬉しくてお陽様の匂いを嗅いだ。
昨夜。息子君が脱ぎ捨てていった靴下が一足。 色は同じなのだけれど柄が違っていて可笑しく。 くすくすと笑いが込み上げてくる。男の子って。 そんなものなのかもしれない。母は愉快に思う。
自炊。掃除。洗濯と彼なりに頑張っていることだろう。 今夜は何を食べていることか。ほんの少し気にもなる。
けれども心配はしない。そうして時々会えるだけでいい。
もう明日は金曜日。駆け足で過ぎていく日々だったけれど。 仕事が少しも苦にならず。むしろ楽しくて遣り甲斐があった。 ほんの少しお駄賃も貰った。欲しがらずにいようと思いつつ。 やはりそれは申し訳なく。家計の足しに遣うのも気がひけた。
結局遣ってしまう。それはお米になったりお酒になったりして。 ずいぶんと助けてくれるものだ。ほんにありがたい事だと思う。
復帰したばかりの頃の鬱々とした気持ち。それも今はもうない。 「おお、やっと帰ってきたか」とお客さんが微笑んでくれる。 その微笑に心から笑顔を返せる自分が不思議だった。明日も。
そんな笑顔を大切にしよう。
|