| 2009年05月20日(水) |
いっそどしゃぶりの雨になればいい |
晴れのち曇り。雨が近いのだろう蒸し暑い夜になった。 夕陽を仰げないまま暗くなるとほんの少し心細くなる。
行かないつもりだったお散歩もあんずの甘え声に負け。 とぼとぼといつもの道を歩いた。風が静止している道。 チガヤの白い穂が千切れた綿のように土手にただよう。
ふっと横たわってみたくなった。あんずから手を離して。 倒れこむようにその綿に包まってみたい衝動に駆られる。
やわらかな息。何も思い煩う事などないはずなのだけれど。 求めないふりをしながらささやかな欲望のようにそれを思う。
仕事は山里だった。今日も穏やかな波ばかり見ていた気がする。 息苦しさは気のせいだろうか。どうしてそうなのかよく解らない。 この葛藤は何だろう。明日はどうすれば良いのだろうと気に病む。 あまりに遠ざかっていたせいかもしれない。キットチカスギルノダ。
明日はあしたの風が吹くだろう。いっそどしゃ降りの雨になればいい。
夜は酒をのむ。どうしたわけかあまり酔わない。のでひたすらのむ。
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