| 2009年03月18日(水) |
ひとつのかなしみとおおきなこうふく |
お彼岸に入り春らしさもいっそうにましてきたようにおもう。 うぐいすの歌声に耳を澄ましながら。新鮮な朝の空を仰いだ。
いまは潮待ちをしている。あと二時間ぐらいのんびりと出来る。 そうして早目にお昼ご飯を食べてから。川仕事に出掛けるのだ。
今日は小潮で潮があまり引かない。小潮は三日続き次は長潮。 そうして若潮。中潮と続き。ちょうど一週間後には大潮になる。
大潮になると新月になる。そんなことを考えていると地球なのだ。 じぶんは宇宙のなかのひとつの星にいるちっぽけな生命だと思う。
くよくよと些細な事にこだわって。どんなにそれを宥めてみても。 またおなじルツボにとび込んでしまう。なんと愚かな生物だろう。 もがきたくもないのにもがき。苦しみたくもないのに苦しんでいる。
まあいいさと気楽にそれをうまく受け止められる時もあるけれど。 思うようにいかない時もあって。ちいさな渦にまた捉われてしまう。
ちょっと疲れた。それが本音。そうしてそんな今がありのままの自分。
けれどもこうして春に恵まれ。ひとに恵まれ縁に恵まれていることを。 決して忘れてはいけない。それはとてもとてもありがたいことなのだ。
きのうは例のお遍路さんから二度目の手紙が届いて。とても嬉しかった。 姑さんの名を刻んでくれた金剛杖が1200kmの遍路道を完歩した報せだった。 足の不自由な姑がどんなにか喜んだ事だろう。涙ぐみながらそれを読んだ。
初詣の日に出会ったお遍路さんも。時々メールで近況を知らせてくださる。 春休みがとれてまた遍路旅を始められるようになったとの事。良かったね。 嬉しい気持ちで言葉を交し合える。ささやかな繋がりがありがたくてならない。
ひとはひとにであえる。かなしいであいも少なからずもあるだろう。 けれどもそんなかなしみにも意味があるのだと。心してその縁を思う。
そんなひとつのかなしみに。ありがとうってこころからいえるように。
きっとなってみせる。このかなしみをけっしてむだにはしないときめた。
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