| 2009年02月08日(日) |
風にのっていけるところまで |
ありがたい事に。立春を迎えてからずっと暖かな日が続いている。 うららかさはこのうえなく。冬のことをもう忘れてしまいそうだ。
昨日から今年の海苔漁が始まる。例年より少し遅れているけれど。 今年もなんとか順調に育ってくれてほっとしている。自然の恵み。 時々は雨も。そうして冷たさも。何よりも陽射しにたすけられて。 水の中で生きて育ってくれたことに感謝しつつ。それを摘んでいく。
今年はぼちぼちやろうなとふたりで決めた。彼も私も少しは老いた。 体調の悪い日には無理せず休もうな。そんな言葉に救われるおもい。
なんとかなるだろう。なるようになるだろう。やれるだけで良いのだ。
若い頃には苦に思ったこともあるけれど。いまはこれが天職に思える。
初日の昨日はさすがに疲れたのか。午後はふたり炬燵で寝入ってしまう。 晩御飯の支度もろくに出来ずにいて。あんずのお散歩どころでもなかった。
それが今日はずいぶんと楽になり。ゆっくりと身体が慣れてきてくれる。 明日はもっと楽だろう。どんな日もあるけれどそう信じて頑張りたいと思う。
午後はまあるく掃除などして。陽だまりの庭で花いじりなどをして過ごす。 そうしてふっと思い立ち。近くの美容院へ行き髪をさっぱりと切ってもらう。 またまた中学の部活少女みたいな髪型になった。気分リフレッシュいい感じ。
夕暮れにはまだ少し早い頃。あんずと気持ちよく川辺の道をお散歩に出掛ける。 昨日さぼってしまったせいか。今日はとても大喜びの様子ではしゃいでくれた。
きらきらの川面には観光船が行き交う。歓声が聴こえたりとてもにぎやか。 けれどもそんな声さえものどかに思え。楽しさが伝わってくるのが嬉しい。
お大師堂のそばに見つけていたタンポポ。もう綿毛になっていておどろく。 ふわふわさんがまたちいさな旅をするのだな。風にのっていけるところまで。
川は輝きながらゆったりと海に流れいく。南風の頃には潮の香りがとどく。
そんな春まっさかりまで。もうすこしあとすこし西風にふかれていよう。
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