明け方からみぞれが雪に変わりしばらく降り続く。 夜明けの窓辺から見る川向の山はすっかり雪化粧。
にわか雪のこと道路凍結はないだろうと思いつつ。 少し不安になりしばし自宅待機をしていたところ。 母から電話があり山里はかなりの雪だと言うこと。 無理に来ないようにと言われ。急遽お休みを頂く。
思いがけない四連休になり。少し気が抜けた気分。 気遣っていた歯も。抜けたものはしょうがないと。 電話の向こうで笑ってくれ。ほっと気が楽になる。
手伝えるのもあと少し。家業が忙しくなってしまうと。 今の私の体調ではとても掛け持ちは無理だろうと思う。 なんとかなるのだろうかと。やはり心配になってしまう。
お昼前。姑さんの仲良しさん達の新年会があるということ。 手押し車を押して誘いに来てくれたお仲間さんと路地で会う。 けれども姑は行っても皆に迷惑をかけてしまうからと言って。 少し迷っているふうだった。不自由な足が寒さで固まっている。
ちょうど私が休みで家に居られてほんとうに良かったと思う。 迷いがふっきれた様子の笑顔がとても嬉しくてならなかった。 すぐ近所だったけれど送って行くと。皆が大歓迎をしてくれる。
私にはふたりの母がいてくれる。それはとてもありがたい事だ。
夕方その母を迎えに行き。楽しかった様子にほっと安堵しては。 待ちかねている様子のあんずと。またいつもの散歩に出掛ける。 ほんの少し日が長くなったようだ。向かい風は冷たいけれども。 明日の青空を約束するかのようにお陽さまがゆっくりとしずむ。
お大師堂につかの間こもっては。いちにちの平穏に感謝をする。 ひとは信心だとかご利益だとか言うけれど。私はそんなことを。 一度だって思ったことはない。ただそうしていると心が落ち着く。
どんな日もあるのがあたりまえで。ざわざわと渦巻く日だってある。 その渦に気づき。その時の心の在りかに気づけるじぶんでありたい。
気づくと楽になる。ありのままの自分が好きになる。
ありがとうってこころから言える。そんな日々が愛しいのだった。
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