| 2008年12月02日(火) |
あっけらかんと笑うのがよい |
日中の小春日和がありがたく。夜になってもさほど冷えずにいてくれる。 こんな夜はそっと窓をあけて。夜空を見上げてみたくなるものだった。
三日月が檸檬の姿でくっきりと。手を伸ばせば触れられそうなほどに近い。 そうしてその雫が星になってしまったかのように。きらきら星がふたつ佇む。
冬の夜空がとても好きだ。夜更けてひとりオリオンにあいにいきたくなる。
きょうは朝いちでとても愉快なことがあり。涙が出るくらい笑い転げてしまった。 このところ朝の時計を見ないようになってしまって。無意識のうちに遅刻ばかり。 たまには出掛けに連絡をしておこうかなと。今朝は母にメールをしてみたのだった。 「いまから洗濯物を干すので遅くなります」そうしてゆっくりとそれを済ます。
今まではずっといちばんのりだった。事務所の鍵を開け掃除を済ませ準備おっけい。 20年間。それが自分の任務だと思っていたし。当たり前のことだと思っていたけれど。
それが出来なくなった。しようと思えば出来るのだろうけれど随分と怠け者になった。
そのぶん母に無理をさせてしまう。毎朝どんなにか気忙しいことだろうと気遣う。 けれども母という人はなんとも大らかな性格らしく。あっけらかんとしていて。 そんなことは少しも苦にならず。自らも平気で遅刻してくる日も多いようだった。
そんな朝の事務所で「おはよう」の挨拶をかわしているちょうどその時に。 母からのメールが届く。山道では携帯の電波が届かなくて遅れてしまったのだろう。
件名。『御礼申し上げます』本文『先日はありがとうございました。楽しかったです』
なんじゃこりゃ!って思っちゃいましたよ。どうやら返信の仕方が解らなかったらしい。 それで適当な定型文を入れてとにかく返事を出したのだそうだ。笑っちゃうよね。
「こちらこそどうも!今朝も楽しいですよ。ありがとう」とか言いながら笑い転げる。
笑う角には福来ると言うけれど。それはほんとうのことなのだなとつくづく思う。 今日も商売繁盛。忙しさに嬉しい悲鳴をあげながら一日を終えることが出来た。
また気まぐれな閑古鳥が戻ってくる日もあるだろう。その時は笑顔で迎えてあげたい。
こんなふうに日に日に私の心が楽になる。それがありがたくてならないこの頃だった。 体調の悪い日もあるけれど重荷に思わず。あっけらかんと乗り越えていきたいなと思う。
|