ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2008年11月25日(火) いちばん星みいつけたっ。

昨日の夕陽のおかげなのだろう。朝の青空をありがたくいただく。

少しも急がずにいてのんびりと洗濯物を干す。彼とメダカとあんずに。
「行ってきます」と声をかけ。クルマに乗りこみやっと時計を見たのだった。

休みのあいだ気になっていた銀杏の木は。いちだんと色濃く染まりつつ。
その半分以上がもう地に落ち。湿った絨毯のようにあたりを覆っていた。

わたしがどんなにゆっくりとすすんでいても。こくこくと季節は流れる。
民家の軒下に吊るされた干し柿が。そうよそうなのよと頷くのが見えた。

追い掛けはしない。おそらく三歩後ろくらいの場所に私がいるのだろう。
昔からひとの背中が好きだった。そうして背中を見られるのが嫌だった。

手紙のことが気にかかる。さくやのうちに海をわたっていったのだろうか。
向かい合いたいのではない。呼び止めるのでもない。その背中のことを想う。


ふっきってふっきって仕事。ありがたいことに今日もとても忙しかった。
コマネズミさん大喜びの一日となった。程よい疲れが心地よくてならない。

いつもより少し帰宅が遅くなり。今日はふたり駆け足で散歩に行くことになる。
言い聞かすまでもなくすっかり感じているのだろう。私が走るとあんずも走る。
息が切れてきて走れなくなると。あんずもぴたっと歩をゆるめてくれるのだった。

お大師堂に着くといつもの場所に繋がれては。草を食べながら待っていてくれる。
最初のうちは心細いのか「きゅいんきゅいん」とよく呼んでいたのだけれど。
やっと慣れてくれたらしく。ずいぶんとおとなしくおりこうさんになってくれた。

すると昨日お供えした和菓子が半分ほどに減っていて。お大師さんが食べたのかな。
そんなはずはないのだけれど。あんずに話しながらついつい愉快になってしまった。

帰り道は木の実のある道。オリーブ色だった例の木の実が少し黄色くなっている。

もう駆け足ではなくて歌をうたいながら帰る。赤い鳥ことりなぜなぜあかい。
赤い実を食べた。白い実。青い実と続けて歌い。最後には黒い実になった。

ちょうどカラスが山のお家に帰る頃。黒い実いっぱい食べたかなって思いながら。

暮れ始めた空を仰ぐ。一番星みいつけたっていう童歌もあったような気がするね。




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