| 2008年09月10日(水) |
くるしくないようにしながら。 |
まあるくなっているものが。さらさらと流れていく。
けれども真っ直ぐではなくて。ときどきぶつかって。
まあるいのがちょっとへこむ。きにするもんかって。
またさらさら流れていく。息をすってすってふうっと。
くるしくないようにしながら。ゆっくりとまあるくなる。
ここはどこだろう?とふっと考える。
ここでいいのだろうか?と不安がる。
この川にはなんていろんなものが流れているのだろう。
とても信じたくないもの。つい目をつぶりたくなるもの。
それはよほど重いのか。どんぶらこどんぶらこと流れている。
わたしは海へたどり着きたいのだけれど。いけるかどうかは。
憧れみたいに遠くて。命みたいに儚くて。恋のようにせつない。
まあるくなっているものが。さらさらと流れていく。
その水の匂いをなんども確かめる。その温度さえも。
おそらくわたしは失うのがこわくてならないのだろう。
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