| 2008年06月17日(火) |
わたし待つわいつまでも待つわ |
午後から薄日が射し始め。ほんの少し青空が見えた。
日暮れ近くなり窓辺にいると。土手をいろんな人が歩いて行くのが見える。 颯爽と足早に過ぎるひと。おしゃべりしながらの二人連れ。ゆっくりの老人。
行ったのだから帰るはず。そう決めつけて。なんとなく待ち侘びてみたり。 そのうちあたりがだんだんと薄暗くなると。いったい何処まで行ったのかと。
他人事ながら気になったりする。私も余程暇を持て余しているらしかった。 そうして今日が暮れていく。自分なりにその幕を下ろして。ふうっと息して。
次はサチコの帰りを待つ。今日は早く帰るって言ったのにまだ帰らない。 帰ったらまた漫才をしよう。そう決めただけで心が浮き立つように弾む。
だけどいまはひとり。彼が飲み会で晩御飯も要らなくて出掛けて行った。 でもちっとも寂しくはない。むしろ嬉しくなってカルボナーラを食べた。 彼は苦手だけど私が好きなもの。だから時々は留守がありがたいものだ。
「たらいま〜」階下でサチコの声がする。
「おカエルんこ〜」と階段を駆け下りる母は。無邪気な酔っ払いであった。
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