| 2008年05月26日(月) |
好きなのにこんなに好きなのに |
もうすっかりと照りつけるような陽射し。風にあいたくて。 かなうと。それが思いがけないくらい嬉しくなってしまう。
やまももの木の下。そこにはどうして気づいてくれなかったのかと。 待ちくたびれたように咲く雪ノ下。好きなのにこんなに好きなのに。
なんだか長い旅から帰り着いたようなきもち。よほど遠かったのか。 懐かしさに熱くなる。まるでふるさとのようにその場所がいとしい。

月曜日だった。やはりどうしてもすこしの憂鬱。笑顔がいちばん。 そう決めたのに思うようにいかない。思うだけではいけないのだ。 きっと。どこかに何かが絡まっている。その何かを見つけなくては。 もしや焦っているのかな。もっと気楽にのほほんとすればいいのに。
うん。そうする。今日からわたしは『のほほん星人』になろう!よっし。
気を取り直して職場に着けば。驚いたことにそこにはもっと偉大そうな 『のほほん大魔王』がいた。「あら今日も休みかと思ったわ」とか言う。
とりあえず笑って応戦。のほほん星人の最強の武器は笑顔なのであるぞ。 参ったか大魔王。いまにその口のアゴをボコっと外してやろうではないか。
しかしなんとふんぞり返る大魔王。事務机の上に通販のカタログを広げ。 これ買おうかな。これも良いよねを始める。「シャラップ!」と心で叫ぶ。
逃げるように銀行へ行く。残高が足らない。今日の支払いどうするんだよ。
がっくり肩を落として帰れば。大魔王は『芋けんぴ』をぽりぽり食べてる。 その音が凶器のように胸に刺さる。まったくもう私だって怒りの鉄拳だよ。
だけど笑わなきゃ。今こそ笑ってみなくちゃと思う。ああお腹空いたなと。 私も『芋けんぴ』を食べる。懐かしい味だ。こんなに美味しかったんだな。
「成るようになる」とうとう大魔王最強の武器があらわれた瞬間であった。
のほほん星人は。また逃げるように自分の星へ一時帰星をしたのだけれど。
宇宙船の点検を怠らず。また朝になればびゅびゅんと大魔王に会いに行きます!
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