| 2008年04月02日(水) |
雲の上には。いつだって太陽がある。 |
蔓日日草の花が咲く。紫のプロペラみたいなかたちの花。
蔓だからぐんぐんと伸びて。ブロック塀をよじ登ったり。
陽の当たらない物陰も忍びつつ。ぽっかりと顔を出して。
こんにちはって澄ましている。真っ直ぐには立てなくて。
でも風に倒されても平気。寝そべっていたって咲き誇る。
千切られても伸びる。踏まれても伸びるだろう逞しい命。

花曇のいちにちだった。うぐいすがよく鳴く。とても心地良い声。 のどかにしてみる。そうするとざわつきそうなこころも楽になる。
どんな日もあるものだ。ほんとうにいつも同じだとは限らなくて。 にわかに曇る日。にわかに降る雨。雲の上にはいつだって太陽が。 そこにあるというのに。そのことを忘れてしまう日だってあるのだ。
晩御飯の時。彼と差し向かっていて。めずらしく笑いをご馳走になる。 このひとも少しは私に似てきたらしい。いや私の洗脳が効いたのかも。
すごい楽しかった。今日は午後から眼医者さんに行く日だったけれど。 午前中の川仕事で腰が痛くてたまらなかった彼。二階の眼科へ階段を。 よっこらせとよじ登っていたら。後ろから来たお年寄りに声をかけられ。 「おにいさん。あんた階を間違えているよ」って言われたのだそうな。
俺、思わす腰を伸ばしたよって笑う。その病院には整形外科もあるので。 お年寄りも親切心で言ってくれたようだ。そんなには可笑しくないかも。 でも。可笑しかった。なんか大げさに笑ってしまう。彼もまた笑いつつ。
まだあるぞって言う。眼医者さんが「今日はちょっと視力が落ちてる」 って心配顔で訊ねられて。「パソコンで仕事とかしてますか?」って。
すぐに思い当たった彼。実は毎晩夢中になってゲームで遊んでいること。 だけどさすがに本当の事が言えなかったらしく。咄嗟に嘘をついてしまう。 「溶接の仕事していて。あの火が目に悪かったかな・・」この大嘘つき。
手を叩いて喜ぶ私。わたしが笑うと。ほんとうに嬉しそうに彼も笑った。
眼は。これ以上悪化すると大学病院へ行かなければいけないのだそうだ。 定期的な検査が肝要で。今日もなんとかおっけいをもらった。よかった。
心臓の持病もあり。彼が通院する日は。どうしても心が落ち着かない。
笑いあって今日も平穏に夜が更ける。ありがたいことだなとつくづく思う。
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