| 2007年12月20日(木) |
枯れすすき。ああ枯れすすき。枯れてもすき。 |
老いたすすきの姿を透けて。夕陽が紅く落ちてゆく。
しなやかにはもう風になびけなくなった。けれども。
そのぎくしゃくとしたからだを血のように染めつつ。
頭をたれてはひとを想う。この陽ではなかったかと。
なつかしくもあり。せつなくもあり。恋しいと想う。
すすきになりたい。ふと願いたくなり今日も暮れる。
朝いちでお皿を割る。投げたのではないのに勢いがついて。 おもいっきり床にそれが落ちた。むっつもななつもに割れた。
いつもなら。またやってしまったと笑いとばす私だけれど。 今朝はなんか嫌な気分。縁起悪いみたいですごい気になる。
実は昨夜も。いつものバドの練習中。手がすべってしまい。 今年買ったばかりの新しいラケットを駄目にしてしまった。 投げたのではないのに。なぜか勢いがついて手から離れた。
二度あることは三度あるっていうし。だからよけいに気になる。 そんな時は。早目に三つ目を作れば良いと。何か割ろうと思う。
けどすぐに思い直す。それもなんかもったいないなあって思う。 気にしない気にしない。でも対向車が突っ込んで来そうで怖い。
無事に職場へ着きほっとして。忙しくしているうちにもう忘れる。 ケロっとした気分で。今日も平穏だったなあってありがたいなって。
そうなんです。それはいつも忘れた頃にやって来るものなのです。
鼻歌で夕食の準備をしていると。お風呂場から悲鳴のような声が。 彼がすっぽんぽんで震えていた。そこはもうもうと湯煙のなかで。
お風呂の栓をしないまま。お湯出しスイッチを押したのはもち私。 私としたことが。いや私だからなのか。またやってしまった〜!
やっと三つに足りたと思うと。可笑しくなって愉快な日暮となった。
ようはドジです。ようは。そそっかしく慌て者のおんなひとりいます。
枯れすすき。ああ枯れすすき。枯れてもすき。
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