| 2007年12月17日(月) |
また明日ね。明日もきっと晴れるよ。 |
きりりっと寒い朝。雀色の田んぼが真っ白な霜に覆われていた。 いつのまにか裸んぼうになった銀杏の木を仰ぎつつ。今日も行く。
日めくりはもう17日。薄くなったその暦に少しはっとしながら。 この一年を思う。とてもとても駆け足だった。息切れがしそうに。
だけどもうここにいる。ここなんだなと思う。自分がそこにいる。
そう思うと不思議に。もしかしたらこれでいいのかもってちょっと。 ほっとする。颯爽と走ったあとは風の匂いが残る。心地良い匂いだ。
帰り道。年が明ければ91歳になる老女が。日課のお散歩の途中で。 小川に掛かる橋の欄干に手を載せ。にっこり川面を見つめている姿に。 会う。いつも可哀相になるくらいお嫁さんに叱られている老女だった。
だけどその姿はとてもほのぼのと映る。小さな川魚を見つけたのかも。 話し掛けているように見えた。平和だ。このうえなく平和な風が吹く。
「また明日ね」って心の声で伝える。
「明日も晴れるよ」って言ってあげたい。
そうして。それぞれの一日が暮れていく。
生きるって。生きているって仕合せな事だなって。つくづくと思った。
幸せはいつだって。仕合せてあげるものなのだ・・・。
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