| 2007年12月22日(土) |
冬至の夜に。ぼんやりと。きみを待つ。 |
冬至。雨の朝となりだんだんそれが嵐みたいに荒れる。
冷たい雨だ。けれども「いい雨」だと山里の人が言う。
春採れのブロッコリーの苗を。先日植えたのだそうだ。
からからの畑を潤す。山だって川だって雨を待っていた。
冬至。かぼちゃとか柚子とかをすっかり忘れて夜になる。
かぼちゃは好きではないと彼が言う。お風呂は入浴剤を。
いつも通りが良いと言う。晩御飯は味噌ラーメンにする。
えらく質素だなとは言わない。ぬくもるなあってよろこぶ。
雨がやっとあがったようだ。飼い犬が庭でやたら騒がしい。
数日前から迷い犬のような一匹がいて。夜になると家の灯りが。
恋しいのだろうか。空腹かもしれない犬が路地を彷徨っている。
どうにかしてあげたいと思うだけで。なにも出来ずにいる。
窓をすこしあけて。雨が残した水の匂う夜気をすってはいて。
サチコの帰りを待っている。すぐに味噌ラーメンを作ってあげよう。
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