| 2007年10月20日(土) |
わたしはすこし酔っている |
かさこそかさっと風が木の葉をはこんでくる。 きょうの音は。なんだかもうちいさな冬のようだった。
そうして白い綿のようなものが青空をよこぎっていく。 ふしぎなふわふわ。なんだろう?まるで雪みたいだった。
植物なのにちがいない。春ならばタンポポの綿毛みたいに。 それがどこかへ旅に出る。ふかれて吹かれてとんでいった。
夜はひゅるひゅる。ぶつかって窓をことことと叩いている。 がたんことがたんこと。まるで夜汽車が星へと向かうよう。
しんみり。だんまり。ぼんやり。わたしはすこし酔っている。
遠いのは太鼓。風の音にかき消されてしまうくらいか細くて。 それでも誰かの心臓みたいに。ととんととんとひびいてくる。
あしたは秋のお祭りらしい。こどものこころになりたいものだ。

おでんを煮込みながら。洗濯物をたたんでいたら。 おでんが土鍋のなかでぷわぁーとふくらんでしまって。 はんぺんとか今にも落ちそうになってしがみついていた。 あらあら。まあまあいいながら。どれどれちょっとねと。 ついつい味見をしていたら。晩ご飯前にお腹いっぱいになった。
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