| 2007年09月21日(金) |
だからどうしても。きっと。そうなる。 |
きのうは確かに咲いてはいなかったとおもう。 彼岸花が稲刈りを終えた田んぼの畦道に咲く。
猛暑続きで季節が途惑ってしまいそうなこの頃。 植物はいったい何に導かれて咲き時を知るのか。
宇宙な星なのかもしれない。土の仕草かもしれない。 そうおもうと。ひとだってもっともっと気づくことが。 あるのだろうと思う。できるのかもしれないと。
ばくぜんとそう思う。大切なことをそのままそこに。 置き忘れてはいやしないか。それはなんだろうって。
おもう。気のせいかもしれない。けれど考えてみる。 時々はそうでありたい。いまが当然だと思わないで。
いたい。あの星の光。その土の息のことを知りたい。
わたしはかつて。すごく咲きたくてたまらなかった。 どんな花でありたいとか。どんな場所でありたいか。 そこで風にそよと吹かれるじぶんを夢のように見た。
けれど。さいきんはそうじゃない。咲くことよりも。 もっと。じぶんにふさわしい生きる理由をみつけた。
それは土だ。わたしは土になりたいのにちがいない。
そこで種を育てたい。恵みの雨を待ちながらじっと。 そこから動かずにいて。空と語り合えたらどんなに。
しあわせだろうと思う。そうしてそこから芽がでる。 その芽はじぶんの生んだこどものように愛しいもの。
まけないでって祈ること。だいじょうぶだよと支え。 その花が可憐に。その花が凛々しく。すくっとして。
精一杯に咲いてくれたら。もう思い残すことはない。
そんなふうにおもう。だからどうしてもきっと土に。
わたしはなりたい。
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