| 2007年08月27日(月) |
けれどうまくせつめいができない |
あたりはもうすっかり暗くなってしまったのだけど。 あぶら蝉が。とてもとても必死になって鳴いている。
その声を宥めようとするかのように秋の虫たちが歌い始めた。
逝かなくてはいけないもの。生きなければいけないもの。 その声の真っ只中にいま居る。なんだかひどくもの哀しく在る。
けれどうまくせつめいができない。なにがかなしいのかわからない。
たとえば蝉のように。二週間しか生きられないのだとしても。 いったいわたしに何が出来るのだろう。とても漠然としている。
途惑うよりも何よりも。私だって鳴くことを選ぶだろうと思うのだ。
いや。そうじゃない。選ぶのではない。与えられるのだ。鳴くことを。
そんなふうに生きたい。たとえば書きながら・・・最期まで書きながら。
こと切れるまで書くことを与えられて。
そんなふうに終れたらどんなにいいだろうか・・と思う。
あなたも鳴きますか?
あしたあなたも飛びますか?
|