| 2007年08月23日(木) |
わたしはゆっくりといま。しりぞいている。 |
二十四節気のひとつ『処暑』夏の暑さが峠を越えて退いていくのだという。
退く。その言葉のもつ意味をふと思う。退く。なんだか身を引くのに似ている。
きょうも夕暮。窓の外はせつなすぎるほどに茜色に染まっている。 いちにちを思う。昨夜からずっとこだわり続けていたことがあって。 どうしてそんなにこだわらなくてはいけないのだろうって。哀しい。
たとえば。嬉しいことが三つあっても。ひとつの悲しみが育っていく。 育てたくなどないのにそれが成長していく。つかみどころがないくらい。 ほんとうにそれは些細なことなのに違いない。けれど重い。けれど悲しい。
きっとまたなにかを求めている。いったい何を求めているのかわからない。
もうじゅうぶんなのに。いったいどうしてしまったのだろう。すこし悔しい。
だけどだいじょうぶ。きっとわたしはだいじょうぶ。
どんなときもある。さらりさらりとながれていこう。
しりぞく。わたしはゆっくりといま。しりぞいている。
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