ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2007年06月18日(月) 忘れてないけんね

天気予報は雨だったけれど。お昼前になり思いがけなく青空が見え始めた。
洗濯物がって思うとそわそわ落ち着かなくなり。仕事中に彼に電話してみる。
そしたら「もうとっくに外に干したぜ」って。それがとても嬉しくてならなかった。
主夫というのには程遠いけれど。夫が家に居てくれるというのはありがたい事だ。

昨日の父の日はちょっとしょんぼりしていた。息子君たちが来てくれなかったので。
「忘れているんだな・・」とか。「あーあ・・」とか溜息をついたりしてちょっと。
子供みたいに拗ねているふうで。彼なりに父の日という日が楽しみだったようだ。

サチコとふたりで。それはけっこう優しくしてあげて慰めてあげたのだけれど。
もうすっかり夜になってしまったものだから。もういいやと不貞腐れてしまう。

そしたらちょうどその時、電話がかかって来たのだ。「忘れてないけんね」って。
仕事でいま帰ってきたところだから。近いうちに必ず行くけんお父によろしくと。

彼はそれですっかりご機嫌になる。そうか・・やっぱ仕事か、そうだろうなあって。


私はしみじみと思う。家族というものを。ずっと四人のまあるい輪だったことを。
ひとりが離れて行く。そしてまたもうひとつの輪を作る。寂しいとそれは言えずに。
時々はその輪を繋ぎ合わせては。もっとおおきなまあるい輪を成していくものだ。

一緒に暮らしていた頃は。父の日なんてそれほど大切な日ではなかったように思う。
たとえ忘れていてもどうってことなくて。笑い合ってごまかしたりもしたのだった。

彼のさびしさが手にとるようにわかる。父親も同じなんだなって思う母親の気持ちで。


子供の成長を望まない親などいない。羽ばたいてもなお成長を願うものだと思う。
そうして目を細めるようにしながら。まぶしい我が子達に会える喜びを感じるのだ。

そうして親は老いていく。生んで育ててこの目で心でそれを確信しながら老いていく。

それが親の『しあわせ』というものではないだろうか。



 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加