ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2007年06月01日(金) ありのままのわたし

トッテカケタカ。とってかけたかと鳴く鳥の声が聴こえてきて。
その鳥の名を忘れてしまったものだから。ネットで検索などしてみたところ。

一年前の自分の日記を見つけた。ほととぎすの声だったんだ。ありがとう私。


そうしてそこで発見した自分らしいじぶん。なんだかすごく気ままなじぶん。
懐かしいような。恋しいような。書くということにちっとも拘っていなくて。

ふっと大切なことに気付いたように思った。私はもしかしてプライドみたいな。
なくてもいいものに執着していたのでないか。このいちねんでそれが育ってしまい。

生真面目に。綺麗に。なんとか文章を書き上げようと日々そればかりにあがいて。
脱線を恐れていたのに違いない。こんな駄文なんか。こんなもの私らしくないと。

それこそがちっぽけなプライドというものだ。今こそ思い知りなさいわたし!!


初心にかえろうと思う。いや、むしろかえりたくてたまらない。

酔っ払ってへろへろしたり。愚痴も言ったり。泣き言も言ったりしたいのだ。

ありのままのじぶん。いまいちばんあいたいのは。他の誰でもない『わたし』

      あってくれますか?ねえ・・わたし。






夕方。サチコがぜえぜえ言いながら柏島から帰って来た。
いきなり船で沖に出たそうだ。そしてほんのつかの間の呼吸の練習のあと。
重いボンベを背負って。後ろ向きに海にドボンしたのだそうだ。

鼻で息をしてはいけないのを。ついしてしまって泡がぶくぶく出たらしい。
サチコは一瞬パニックになったと言う。まるで過呼吸の時みたいだったらしく。
こんな海中に紙袋はないしと思うと、ますますパニックになったそうだ。

こわいよ。あれはほんとにこわいよと。それは切実な眼で一部始終を語ってくれた。

でもね。ほんのつかの間だったけれど、綺麗なサンゴが見れたらしい。
ちっちゃなお魚もいっぱいいたよって。その時の目はキラキラと嬉しそう。

だけど。もう二度と挑戦はしないと言う。母さんもやめといたほうがいいよとか。

うん・・母もこわいからそれはいい。海は好きだけど海はとてつもなく深いから。
ちょこっと夢を見ているだけがいい。サンゴのことやお魚のことや目に浮かべて。

サチコがやってくれたから。なんだか母もドボンしたような気持ちなんだ。

もう死ぬかと思ったって。そういうとこやっぱ似ているなって思う。

       ありがとねサチコ。えらかったねサチコ。


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