ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2007年05月03日(木) 大河のほとりで

いまあふれているのは川辺の野ばら。
それは雑木さえも身一つにしてしまうほど咲誇っていたりする。

手折られる事を凛として拒むその姿は。野あざみのそれとよく似ていて。
やはりどうしても憬れずにはいられない。そうなりたいとふと思うばかり。

きのう。ある方に『まわたのようなひと』だと言われたことで。
それはとても思いがけず嬉しいことであったけれど。心が少し。
きりきりと痛んだ。その時わたしの心の棘を見つけたのかもしれない。

身に余ることだと受止めつつも。素直に喜べないのが。わたしの棘だとも思う。

わたしはたぶんその方に『まわた』を頂いたのだろう。
ふわふわとやわらかく純に白いそれを大切にしなければならない。

そうしてこの身をひとつ残らず千切って。ひとに与え続けたいとつよく思う。






空は清々しく爽やかに晴れ。今日もまるで初夏のようだった。

もう少しあと数日で。今年の川仕事を終えられそうになった。
ぷしゅっと今にも気が抜けてしまいそうなのを一所懸命になって。
まいにち息を吹き込んでいるような日々にある。疲れてはいない。

むしろ満たされているのだけれど。どこかがすこし壊れてもいる。
その箇所を見つけようとすればするほど。心が苛立ってしまうから。

見て見ぬふりをしていようと思う。忘れてあげなければと思う。


やがてまたゆるやかに時が流れていく。

大河のほとりに根をおろし。夏の夕陽にあえる日も近い。


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