ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2007年03月17日(土) あふれる笑顔

彼岸に入るこの頃を『寒の別れ』と私はなづけたりもする。
冬はあがくように終いの寒さを感じさせては。その背に春を浴びつつ去っていく。
こちらの岸からあちらの岸へ。苦しみも悩みもないその道をふと垣間見るかの如く。

ひとつの節目がまたこうしておとずれるのだった。




彼。55歳の誕生日でもあった。たしか27歳だった彼だけれど。
ずいぶんと積み重ねた苦労のことなど思い出す素振りも見せずに。
まるでありがたい御仏のような安らいだ顔で。和やかな時を過ごす。

縁あってこうして旅の道づれとなったからには。背くことを選ばず。
ただひたすら寄り添って行かねばと。何度もなんども自分を戒めて。
ここまで来たように思う。はぐれてもまたその背を追い求めながら。

私は随分と赦された。突き放されもせずこの道を指し示して貰ったのだ。
それは感謝としか言い尽くせない彼の情け深さであったといえよう。





茶の間で家族揃ってゲームをする。最近のゲームはやけにリアルで楽しい。
ボーリングで対戦したりテニスで対戦したりして笑い声で満ち溢れた。

ちえさんもすっかり元気になってくれてほっと安堵と嬉しさが込みあげる。

彼はテニスで私に勝ったものだから。大喜びして得意満面の笑顔を見せる。


笑顔には笑顔を。その何倍ものあふれる笑顔を。私は彼に贈った。


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