| 2007年03月02日(金) |
この気持ちが花になるなら |
毎年。あれは寒桜となづけていた桜がほぼ満開となったのを。 彼は。あれは『さくらんぼ』の桜だとおしえてくれたのだった。
もう何年もずっとそのことを知らずにいた。 だとすると。今日初めてその桜をふたりしてながめた日となる。
ずっと離れすぎていたのだろうか。ふたり。 どうして離れていたのだろう。そのわからなさに少しはっとしたりした。
思い出すには痛みをともない。それでも精一杯繋ぎ合わせてみる日々が。 走馬灯のようにくるくるとしながら。フラッシュしていくのを見ていた。
私の閉じこもろうとしていた器は。ちいちゃくて狭くて。そして脆くも。 そのありかでどんなにか息苦しくもがいてばかりいたことだろうか・・。
粉々に砕く勇気を持たねばならない。そうして丹念にその欠片を拾っては。 捨てていくことを選ばなければいけない。もうないと確信を持てる日まで。

むしょうに人恋しい日でもあった。
ときどき不安がるのは。誰も私を恋しくはないだろうと思い込むこと。 私が欠けても誰も探さないだろう。私ひとりくらいどうってことないだろう。
それでも。私は人が恋しい。どうしようもなく恋しくてたまらない。
10日ぶりにバド仲間に会いに行く。とっておきの笑顔を携えて行く。 笑顔には確実のように笑顔が返って来ることを。知っているのだけれど。 一度の不安は百にもなって。負へと負へと向かいそうになるのがはがゆい。
だからありのままにしている。無理なんかしてない。だって楽しいから。 自然に笑みがこぼれて来るのだ。それは心に花が咲いたような気持ちで。
ひとりふたり。さんにんも。擦り寄るようにそばへ来てちょこんと座っては。 私の名を呼んでくれる。話し掛けてくれる。なんだか夢を見ているようだった。
私はみんなのことがほんとうに大好き。いつだってみんなに会いたい。
その気持ちが花になるなら。その花をみんなに見せてあげたいと思った。
今日。ずいぶんと私は救われたのだ。こんなにありがたい日を。「ありがとう」
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