| 2007年02月28日(水) |
こぼれ落ちてしまいそうな夢 |
きのうも通った道にきづかなかったのか。白木蓮の花がほくほくと咲いていた。 たぶんきのうは急いでいた。どうしてそんなに急いでしまっていたのだろうか。
つぼみは手のひらをそっと合わせたかのよう。なにか大切なものを包み込んでは。 ほうらねっとその手を開いて見せてくれるのが花。こぼれ落ちてしまいそうな夢。 たとえ朽ちてしまっても。どうしてそれがせつないと哀しいなどと言えようか。
とんとんとんっとこれが順調なのだろう。日常の歯車が軋みもせず滑り出す。 とにかく廻るほうに向いている。逆らえばきっと何もかも壊れてしまいそうだ。
ああじゃないこうじゃないと時々は思うけれど。これでいいともっと思いたい。
夢はもっかのところ生きることだ。それだけが欲のように充満している。 心細く不安なのはいつだって『ひとはいつか死ぬ』という事実だけだった。
思い残すことがなにひとつないほど満たされて。命尽きればどんなにか。 幸せだろうと思う。いまはだからいけない。あまりにも心残りが多すぎる。
これはたぶん弱音だ。弱音吐かないっていつか言ったのに。いけないいけない。
ぐっすり眠ったら。また明日がきっと来るよね。
あしたも順調に歯車くるくる滑るといいな。
どこまで行くのかな。わからないから人生は愉しい。
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