日常がまたゆるやかに。かと思えばぎくしゃくと。それでいて平穏に。 流されているのだろう。たぶん少しずつ向こうへ。進んでいるのだろう。
ちょこっと穴があって。跳び込んでみたいような。今日この頃だけれども。 その穴がすごく不自然。でこぼこでゆがんでいる。それなのにぽっかりと。 目の前にあるのが嫌だ。なんとしても避けたいと。空ばかり見つめている。
その空には。紅い実をつけたおっきな木が降るように咲いている。 それはそれは誇らしい姿で。きりりっと空に立ち向かうような木。 好きだなって思って。好きだとどうしても名前が知りたいなって。 いろいろ調べてみたけどわからなかった。残念なのと少し哀しい。
『哀しい』と書くと。どんどんその穴が「おいでおいで」って呼ぶので。 すごい嫌だ。なら書かなければいいのに。なんで書くのだと無性に嫌だ。
わたしは嬉しいのが好きだ。今日はあんまし嬉しいことなかったかもしれない。 でも昨日は嬉しいことがあったからよかった。ずっと抱いていたいなと思う。
ぽっかりなのでぽかんとしていると。
ぽかんがいろいろちょっかいだして。
あれこれいっぱいつめこもうとする。
穴を塞ぐのはなんだかやたらしんどい。
だから見てる。ずっと見ていてあげる。
ぽかんよぽかん。はやくねむくなあれ。
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