朝から絶え間なく雨が降る。不思議と鬱陶しくもなくむしろ心地良い雨の音。 気分がとろとろっとしている。なんだか腑抜けていて。なんだか柔らかくて。
仕事の合い間に手紙を書いた。走り書きだけれど心を込めて書いた。 自分はきっと。そのひとにとってなくてはならない存在ではないと。 いまは思う。差し出がましく厚かましくすごいおせっかいに違いない。
だけどこの縁だけはどうしても切れない。漠然とそう確信しているところがある。 いつだってそれは私の『感』に他ならず。理由というものがなく直向に行きたがるのだ。
不甲斐ない我が身はひとを救うことが出来ない。その出来ないを何度射されようと。 もしかしたらと一縷の望みを捨てる事が出来ないのだった。ながいことどんなに遠くても。
届けられるものを私は持ち続けたいと思う。命ある限りそれを貫いて生きたい。
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