朝からまるで嵐のごとく。叩きつけるような雨と雷のいちにちだった。 夕方やっと静かになり西の空が薄っすらと明るくなって。そっと窓から。 真っ白な太陽が見えた。光もせずそのまるい不思議さに心がほっと息をする。
はりつめていたものが。ふわりっとそこから空へと飛んでいったように思えた。
昨夜すぐ近所でとても衝撃的なことがあり。家族みな気を落としつつ。 この世にはなんと計り知れないことがあるのだろうと。恐さや不安や嘆きや。 ひとの命の儚さをこれでもか。これでもかと思い知らされた出来事であった。 断末魔のような悲鳴が耳から離れない。なんとも痛ましいひとの死であったろうか・・。
気を取り直しつつ。それを語らぬふうに努めながらも。激しい雨の音さえ心に疼き。
命の尊さをつよくつよく思う。いちばん悔んでいるのは自ら命を絶った人に違いない。
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