ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年10月24日(火) ありがたい道

今朝もいつもの峠道。もうその頃なのか山茶花の花を見つけたのだった。
誰かが植えたというのではなくて。雑木林のあいだから白くやわらかく。
そっと静かに顔を覗かせていては。健気で愛らしく心がほっと和むのだった。

たしかめるようにうなずくように。また巡り来た季節を受止めていく。道は。
天へ天へと昇るように高く。登りつめた峠にはただただ真っ青な空が広がる。

まぶしい朝だった。ついさっきのこと川辺の道で光に満ちた川面に見たそれが。
今度は杉木立の雄大な山を照らしている。少しも不思議な事ではないはずなのに。
なぜか不思議に思えて。こんなふうに感動しては始まる朝がありがたいと思った。

ふっと。この道がなければ生きていけないようにさえ思える時がある。
朝の渋滞。信号待ち。自動車専用道路を時速90キロで突っ走ることなど。
わたしの朝にはふさわしくないのだと思う。もしずっとそんな道ならば。
たとえ道端に野菊が咲いていたとしても。私は気づかずに行ってしまうだろう。

だから。ほんとうにありがたい道だと思っている。



気分が。本日も良好でなにより。どうかどうかこのままそっと在りたいものだ。


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