ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年09月23日(土) いまここにいる

秋分の日。彼とサチコと私とでお墓の掃除に行く。
小高い山の上。まるで冬のように落ち葉が降り積もり。
木々のあいだから突き抜けるように風が吹いてくる。

身が引き締まる。なんだかいつもここに来ると清く。
厳かな気持ちになれる。そしてなぜか懐かしい場所。

秋桜の種をきっと蒔いてね。サチコに頼んであるのだ。
それはもうずいぶん前のことだった。生かされている。
こんなにありがたいことはないと。やっと思えるようになった。


我が身の罪深さを悔み。もういつ死んでもいいのだと嘆いた。
母であることや妻であることをすっかり忘れていたのだろうか。
女である自分だけを憐れむ。それがどんなに愚かなことだったのか。
もういまはじゅうぶんすぎるくらい。思い知っているつもりである。

まだ少女だったサチコは。どんなにか不安だったことだろう・・・。
秋桜のこと。おぼえているのかな。思い出すのはずっとずっとあとに。
どうかそれまで忘れたふりをしていてね。母さん秋桜好きだったなあって。


ひたすら生きたい。いまは執着するくらいそのことにこだわっている。
思い残すことがなくなるまで。生きられたらどんなにいいだろうと思う。


悔んでも悔んでも。それを糧にしてひとは生きられるのではないだろうか。

日々は愛しい。こんなに愛しくありがたい「いま」はないのだと思っている。







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