ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年09月20日(水) 青空のしたで

青空の日々が続いている。夏のような陽射しだったり。秋みたいな風。
もうすっかり稲刈りの終った田の畦に。紅いのがすくすくっと咲いて。
山里はとてものどかだ。夏を惜しむ蝉の声。ひゅらひゅらとトンボ達。

のほんとしている。ふしぎなくらい考えることを忘れてしまうくらい。



お祖父ちゃんに本を送る。走り書きだけど手紙を添えて送った。
また宮尾登美子で『きのね』を。きっときっと喜ぶことだろう。

会いに行かねばと思う。いつもそう思うだけですまないなと思う。
お彼岸だというのにお墓参りも行けない。ほんとうに薄情な孫だ。

私はすごく大切なことを忘れていたのだと思う。
自分のことばかりだったんだ。自分があとどれくらい生きられるかとか。
そればかりを不安に思っていた。そんなことはとても些細なことではないか。



職場のすぐ近くに住んでいる人で。地域のボランティア活動していたひとが。
昨日急に亡くなったそうだ。お昼寝してるみたいに寝転がっていたのだという。
お歳を聞いてびっくりした。とても81歳には見えなかった。元気溌剌だったし。
背筋をぴんと伸ばして颯爽と歩く人だった。疲れた日もきっとあっただろうに。
地域のお年寄達のお世話をしていたのだ。『サロン』を楽しみにしている人達が。
きっとたくさんいたはずだと思う。それなのに陰口を叩く人もいたと聞いて・・。
ショックだった。世の中には、自分に出来ないことをする人をそんな風にいう。
心無い人もいるということだろう。とてもとても理不尽で。悲しいことだと思う。

だけど「ほんとにありがたいひとだったよ」ってみんながそう言っていると聞くと。
ほっとする。最後の最期まで尽くしきったその人の命がとても尊く思えるのだ。


いのちはほんとうに儚い。その儚さを歩むのがひとというものであってほしい。










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