なにかがふっきれたように思う月曜の朝。 少しだけすくっとしてみる。さあ行くんだって思った。
いつだって平穏でありたい。なのにどうしてひとびとは。 声を荒げたり。しかめっ面をしてみたりするのだろうか。
穏やかさは鏡のような出来事なのだろうと思う。 どんなふうに映っているか。この目で確かめてみなくては。
いけない。
今朝。朝露に濡れた夏草の声がきこえた。 伝えたいと。このわたしに伝えたいと言ってくれたのだ。
そこにはわたしの好きな露草が咲いていて。 明け方のやっと光がそこへ降り注ぎ始めたころ。 ひっそりと静かに。その花が語ってくれるのだ。
わたしはいつもそっと耳をかたむけている。 わたしだけは知っているよと頷きながら。
か細い声を。しっかりとしっかりと胸に抱く。
わたしがもし。泣いてしまったとしたら。 あなたを悲しませてしまうのだろうと思う。
わたしがどんな時も微笑んでいられたら。 あなたの涙をぬぐってあげられるきがする。
願いをこめて。祈りながら。いく朝もいく朝も。
わたしは草の暦をめくり続けるだろう。
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