朝起きていちばん最初。いつも二階の自分の部屋へいく。 よほどの大雨でない限り窓を開けて。朝の新鮮な空気を。 吸って。ふわあっと息をして。よういどんの準備をする。
時々はぼけっとする。そういえば今朝なんかもそうだった。 ちりんちりんと鈴の音が聞こえたのだ。窓の外は映像みたい。 たちまちはっとする。目がきらきらするくらい心地良くなる。
お大師堂から大橋まで続く堤防の道が。窓の高さと同じなのだった。 白茅と姫女苑が川風に揺れる道を。お遍路さんが歩いて行くのが見える。
わたしはわたしの窓がとても好き。
閉ざしていてはなにも気づかない。
空のきもち風のきもち鳥のきもち。
そしてわたしのきもち。
だから窓を開けてみましょう。
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